オーストラリア最悪のお仕事を体験した話 ~え、これって神隠し?~

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こんにちは!かさご(夫)です

明けましておめでとうございます!

 

今年の正月もオーストラリアで過ごすことになり、これで3年連続で日本のお正月を逃しています。。。やっぱりお正月は何と言っても日本で過ごすのが一番ほっとしますね。来年こそは絶対に!絶対に!日本でお正月を過ごします笑

 

さてさて、随分と久しぶりの更新となってしまいました...。 

以前ちらっとご紹介した通り、この1ヶ月間チェリーファームで働いており、超多忙な日々を送っておりました。そしてなんとこの仕事、結果的に人生最悪の仕事となりましたとさ(笑)

 

日本でも割かし色んな仕事をして来た僕達ですが、全部いれてもワースト1!オーストラリアで最悪の仕事ってどんな感じ?と興味本意で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

 

 

オーストラリアチェリーの仕事はこうしてゲットした!

 

僕たちが人生で最悪の仕事を経験したのは、オーストラリア第5の都市アデレード郊外にあるチェリーファーム。仕事を探していたときにたまたまサイトを見つけ、メールを送ったのがはじまりでした。

 

チェリーファームってワーホリの間では「稼げる」と評判で、だからこそ僕達は避けていたんですが(ほら、ガッツキ系が多いとこっちがイライラするし)、ここはピッキングではなくパッキングメインの仕事だったのでメールを送ってみることに。

 

メールを送ってしばらく音沙汰もなかったのですが、1ヶ月くらい後に「まだ仕事探してる?」と連絡がありました。ちょうど日本一時帰国からオーストラリアに戻ってきたばかりの僕達。まさに仕事を探していたところだったのでここで働くことに決め、いざアデレードへと向かったのでした。

 

 

Family ownの落とし穴


このファームにメールを送ったのにはいくつか理由があるのですがその最大の理由はFamily own、つまり家族経営だったこと。日本での経験もあるのかもしれませんが、家族でのんびりと農業やってますみたいな雰囲気にすごく憧れを持っていて、オセアニアで仕事を探すときも、このFamily ownを一つのキーワードにしているんです。

 

でもこのFamily ownには一つだけ条件がありました。それはこじんまりと小規模でやってること!知る由もなかったのですが、行ってみてびっくり!なんとアデレードがある南オーストラリア州最大のチェリーファムだったのです。

 

 

泥沼だよ!職場の人間関係


気に入らなかった点は山ほどあるのですが、一番はやはり人間でした。オーナーのおじいさん、その奥さんにあたる総監督。この2人がマジで最悪でした。

 

オーナーはただの情緒不安定。誰にでも怒鳴りかかるし、常にイライラしています。そのくせ精神論的なことを好み、働く時間は1秒たりとも無駄にするなと常に口にしていました。

 

その奥さんの総監督は、悪い言い方をすると「女の悪いところを煮詰めた人」。男とかお気に入りの一部の女の子にはめちゃくちゃ優しいくせに、それ以外はゴミ扱い。何より金にうるさいお金大好き人間でした。

 

 

オーストラリアの食品管理甘すぎるよ!


僕達はパッキングとか掃除とかカウンター業務を任されていたのですが、その工場の衛生状態ははっきり言ってアウト。日本の保健所だったら間違いなく営業停止になるレベルです。

 

床に落としたチェリーも水にさらっと浸けて出荷するし、冷蔵庫の中は砂ぼこりまみれ。消毒の塩素水は近くにいるだけで目にしみるほど強烈だし、出荷日や品種の表示とかも平気でごまかします。

 

もちろんこの現場だけが異常だと信じたいのですが、州最大のファームがこれか、となかなかショッキングな現実でした。

 

 

人手をケチッてもロクなことにならないよ!


他にもいろいろありすぎるのですが、何よりも人手不足でした。どの現場もバカみたいに忙しくて、本当はあと2倍以上の人間が必要なくらい。

 

何より驚いたのは、チェリーをグレーディング(仕分け)する人がほぼ誰もいなかったこと!もちろん腐ったチェリーやカビたチェリー、本来ならセカンドクラスにするような傷付きのチェリーなども全てファーストクラスの箱へと流れていきました。誰も仕分ける人がいないんだもの。「Top Quality」とパンフなどで鼻高らかに謳っているのですが、はっきり言って嘘です。実際お客さんからのクレームもしょっちゅうでした。

 

別に働きたい人がいないわけではありません。いつも工場の外には待機ワーカーがいて、呼ばれるのをずっと待っていました。でも金にうるさいオーナー達は、「人件費削減」のために必要な人数すら集めませんでした。

 

 

まだまだあるよ!オーストラリアの劣悪な労働環境

 

何度も言うようですが他にもいろいろありすぎるので、ここからはさくっと箇条書きにします(笑)

 

備え付けの住居は法外レベルの価格でもめちゃ汚くてクモだらけ。シャワーなんて入れたもんじゃないし、部屋のプライバシーもほぼないよ!

 

そこに一緒に住んでたドイツ人のバックパッカーが他の宿を確保してそこから通うことに決めたら、まさかのクビ宣告!契約違反と言うけど、契約書にそんなこと一切書いてない

 

・他にもバックパッカー達がちょいちょい来たけど、数日で何かと理由つけてすぐにクビにする。その場合はWork Experienceと見なされるらしいので給料は無し

 

・「稼げる」で有名なチェリーピッキングだけどここのファームはレートが法外!平均ピッカーで時給10ドル、良くて12ドルにしかならないらしい。(オーストラリアの農業関連の最低賃金は23.66ドル)

 

アフガニスタンの難民をいっぱい受け入れてるけど、めちゃ給料安いらしい。そして人件費安いくせにめちゃコキつかう。そしてめちゃ嫌ってて悪口ばっか言う

 

・一日5回くらいオーナーの罵声が聞こえる。内容は基本的に理不尽

 

・新しく来た人でも何の指示もなくただポジションにつかされる。もちろん何をしたらいいか皆分からずだけど、ミスしたらぶちギレ。

 

・ゴミとして捨てているチェリーも、「ジャムチェリー」の注文があればゴミ箱からすくって売ります。1キロ2ドルとはいえ、グジャグジャのゴミですけど。。。

 

ゴミ箱がいっぱいになっても業者を呼ぶのにお金がかかるのでなかなか呼びません。ごみが溢れかえっていろんな虫がたっくさん。そんな中でもきれいな包装箱が捨ててあると再利用しろと回収を命じられます

 

・休憩はあったりなかったり。その日の状況で昼は2時過ぎなんてこともザラ。でもオーナー達はしっかり12時くらいにランチしています。

 

 

あれ?これって神隠し?


そんないろいろありすぎたこの1ヶ月でしたが、僕らも早々に出ていく決意を固め、クリスマス前で遂に脱出しました!ファームは峠を越えた丘にあったので、設定がなんとなく「千と千尋の神隠し」にそっくり!たぶん僕達はこの1ヶ月神隠しにあっていて、きっとあのファームも本当は存在しないんだと思います(笑)トンネルを抜けると~的な

 

僕達以外のバックパッカー達も同時に一気に辞めました。クリスマスのあとはどうなることやらって感じですが、正直どうでもいいかな。長続きしないビジネスモデルの典型を目にした気がします。お客さんもワーカーもいなくなるだけ。

 

 

そんなこんなで、大好きなアデレードでクリスマスをの~んびり過ごし、新たにメルボルンから2時間の田舎街にやってきました。ここでは約1年ぶりのブルーベリー!何より素敵な人が多そうなので、仕事とプライベートのバランスを上手に保ちながら、のんびりと暮らしていきたいと思います。

 

今度こそ素敵な仕事に出会えますように。

 

travellingplatypus.hatenablog.com

 

  

そして最新の近況報告をすると、新しいお仕事は最高でした!

 

でも。。。

一緒に働いているバックパッカーにすごく嫌なやつらがいて、人間関係がめちゃくちゃだよ!笑

 

仕事も職場の人もすごく気に入っているけど、一部の人間だけが問題児というまさかの事態。これから先どうなっていくのやら。。。乞うご期待!

 

今年もこんな自由な2人をよろしくお願いします!

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