こんにちは!かさご(夫)です
チェリーの仕事を始めて、約3週間が経ちました。詳しいことは今度詳しく書こうと思うのですが、とりあえず今回来てみたチェリーの会社は、今までの人生の中でもワースト1位を争う職場となりそうです(笑)
さてさて、今日はオーストラリアやニュージーランドのさまざまな場所で実際に働いてみて実感した、「日本人のすごいところ」をご紹介したいと思います。日本にいるとごくごく普通のことなのですが、こうして海外でいろんな経験をすると新しい発見がたくさんあっていいですね!だから旅はやめられません(笑)皆さんにとっても小さな発見になったら幸いです!
- キレイ好き!丁寧!な日本人
- <海外の職場で驚いたこと>何でもやったらやりっぱなしだよ!
- <海外の職場で驚いたこと>ゴミの分別なんてほぼ皆無!
- <ここがすごいよ日本人!>来たときよりも美しく
- <ここがすごいよ日本人!>原点は掃除の時間!?
- 近況報告!これからの僕たち
キレイ好き!丁寧!な日本人
先に答えを言ってしまうと、「日本人はとにかくキレイ好きで丁寧」。これが僕たちがオセアニアで痛感した「日本人のすごいところ」です。もちろん人によって程度の差はありますが、よっぽどのゴミ屋敷や片付けられない人を除くと、日本人は本当にキレイ好きで几帳面だなと感じるのです。
ではなぜこんな風に感じるようになったのか、実際にいくつかエピソードをご紹介していきましょう。
<海外の職場で驚いたこと>何でもやったらやりっぱなしだよ!
まず一番に、とにかくこちらの職場では「やったらやりっぱなし」です。
食べたらお皿もコップもそのまま放置。飲み終わった缶やペットボトルはそこに置いたまま。仕事で出たゴミもそのままその辺に積み上げておく。そんな光景がこちらの職場では本当によくあります。
一番ひどかったエピソードは、今の職場で使っているチェリーを選定する巨大な機械があるのですが、僕らの仕事の初日はその機械の下に溜まったチェリーの大掃除でした。どのチェリーも汚くて腐ってて、中には床にこびりついて一体化しているものまで。後でわかったのですが、なんと去年のシーズン終了から約10ヶ月間放置されていたものらしい!!そりゃあ汚いわけだ・・・というかなんで終了したときに掃除しておかなかったの!?正直なところ怒りを通り越して呆れしか出てきません
良くも悪くも「来たときよりも美しく」なんて言われて育ってきた僕たち日本人にとって、こんな信じられないような「放置案件」は日常茶飯事です。
<海外の職場で驚いたこと>ゴミの分別なんてほぼ皆無!
続いてびっくりしたのは「ゴミの分別の緩さ」。日本ではとにかく細かく分類されていて、ちゃんとしていないと回収してくれませんよね。
オーストラリアやニュージーランドでは、一応ゴミ箱の種類は分かれています。どのゴミ箱にも「一般ゴミ専用」とか「ビン・カン専用」とか「リサイクル」とか、大きな文字で書かれています。だがしかし!なぜか分別できない人たちが多いこと多いこと。どの家庭のゴミも、基本的にごちゃ混ぜのところがとっても多いです。。。
特に工場とか職場では産業廃棄物もあるので、当然家庭よりも厳しくなきゃいけないと思うんですが、だいたいどの職場にも何を捨ててもいい「魔法のゴミ箱」が存在します。金属、プラスチック、紙、ダンボールなどなど、ありとあらゆるものを捨てることのできる「魔法のゴミ箱」。行く末を考えただけでもゾッとします。
(そういえばニュージーランドでゴミ処理場の近くをバスで通ることがありました。あの時の鼻を真っ二つにつんざくような臭いは忘れられません・・・)
<ここがすごいよ日本人!>来たときよりも美しく
そんな海外での職場を経験すると、日本人はゴミも基本的にちゃんと捨てるし、「来たときよりも美しく」の精神は多かれ少なかれ根付いているし、仕事も細かいところまでしっかりチェックすると思います。日本で働いていたときには当たり前すぎて気づかない「日本人のすごいところ」がオセアニアで働いてよく分かりました。
もちろん日本人だから全員そうということではないですし、日本にもゴミ屋敷はありますよね。でも相対的にみて「やったらやりっぱなし&ゴミが捨てられない」割合は圧倒的に少ないと感じます。
(ちなみに、オーストラリアでゴミ屋敷を紹介したテレビ番組を見たことがありますが、なんかもうレベルが別次元です。想像したくもないと思いますので詳しくは書きませんが、なんかもう散らばっているというか衛生的にやばいやつばかりで、日本のゴミ屋敷がたぶんかわいく見えますよ笑)
<ここがすごいよ日本人!>原点は掃除の時間!?
そんなこんなで、なぜ日本人は海外に比べてきれい好きなのかなと考えたときに、学校の掃除の時間がかなり大きな意味を持っているような気がしました。
日本では小学校や中学校などで、ほぼ必ずありますよね?掃除の時間。海外の場合、学校の掃除は基本的に業者の仕事。子供たちが自分たちで掃除するなんて考えられません。実際に、海外から日本に引っ越してきた家族などで子供が学校で掃除させられると、「うちの子になんてことさせるんだ」と怒鳴り込んでくる親もいるのだそうです。
学校で掃除を自分たちで行うという日本の習慣は、海外で暮らすとすごく大事なことだったんだなと強く感じます。外国の人の中には、「ゴミがあることで清掃の仕事の需要ができる」とかなんとか言う人がいますが、それはなんか片付けられない人の言い訳じみた発言で、やっぱり基本的に片付けは出来たほうがいいと思います・・・人として(笑)
近況報告!これからの僕たち
というわけで、今回はそんな「日本人のすごいところ」をご紹介しました。個人的にここ数年のテレビ界における「日本すごい!」の風潮は嫌いなのですが、この掃除の件に関しては本当にすごいなと思います。
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ちなみにいま僕たちが働いているチェリーファームも、もちろん片付けられない人ばかり(笑)環境もオーナーや監督者の人間性もワーストクラスなので、とっとと辞める決意を固めた次第です。
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でもやっぱり日本人ネットワークで仕事探しするつもりもありません。前回の記事でご紹介したポリシーに則って、ただいま仕事探しの真っ最中。新しい仕事が見つかり次第、遅くてもクリスマス明けには新しいところに移動しようと思っています。何の伝手もないところにどんどん飛び込んでいくスタイルを貫きますが、次はなんとか「アタリ」が出ますように!
これからもこんな自由な二人をよろしくお願いします!
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