こんにちは、ぽんかも(妻)です。先日カーニバルが終わったブラジル。お気に入りのエスコーラ(サンバチーム)が優勝できずちょっとがっかりしています…。
それはさておき、今日はわたしたちの好きな街ベスト3ブラジル編をお届けします。
ブラジル大好きアラサー夫婦
わたしたちのブラジル熱は大学から。かさご(夫)は大学でポルトガル語・ブラジル文化を専攻していたのと、ブラジル音楽のサークルに入ったのがきっかけ。
わたしは中国語専攻だったのに、何をどう間違ったかかさごと同じサークルに入りそこからどっぷりブラジルにハマっていきました。(ちなみに中国語は話せません爆)
元々J-WAVEのラジオ番組「Saude, Saudade」が大好きで高校生の頃毎週聞いていたので、知らない内に興味は持っていたのかもしれません。
かさごは大学4年目でリオに約1年留学。そこから更にブラジル熱が加速、今に至っています。わたしもかさごが留学中に1か月ブラジルへ遊びに行き、大好きになりました!今はポルトガル語を勉強中です。
通算3回、13都市訪れました
夫婦ともに渡伯歴3回で、かさごは14都市、わたしは13都市訪れています。
気に入った街へ何度も行きがちなのと内陸部へはほとんど行ったことがないので、次回はまだ行ったことのない地域へ行きたいなと思っています。
それにしてもブラジル広大すぎて!奥深く魅力たっぷりの国です♡
アマゾン川ツアーの目玉の1つ、色の違う2本の川が合流する地点。手を入れてみると水温が全然違うのにびっくり!
かさごの好きな街ベスト3
かさごの好きな街ランキングからご紹介!
第3位のマナウスはアマゾン観光の拠点となる街。
かさごは留学中と2016年と合わせて2度、わたしは2016年に初めて訪れました。
18世紀、ポルトガル統治時代にはゴムの生産地として興隆し、ブラジルでも1,2位を争う豊かな街でした。その名残として、当時最先端の技術と流行をふんだんに取り入れたアマゾナス劇場が街の中心地に鎮座しています。
マナウスの街は適度なサイズ感が丁度良く、アマゾン川近くの市場や船着き場は旅情を搔き立てるものがあります。
アマゾン地方ならではの食材や料理も豊富で、食事も楽しめます。今や日本でも市民権を得た(?)アサイーや、他にも珍しい果物を使ったフレッシュジュースやアイスがとても美味しいです!
観光としては、アマゾン川下りのツアーも沢山出ていますし、少数民族(インヂオ)博物館などもあります。
2016年に訪れた時はちょっと治安が悪くヒヤッとする場面が何度かあったんですが、かさごが留学中に訪れた際は治安が良かったらしいので、気を付けていれば街歩きだけでも十分楽しめると思います。
個人的にはアマゾン川ツアーがおすすめです!(途中でナマケモノなどの動物を抱っこ出来たりします)
贅の限りを尽くしたアマゾナス劇場。見学ツアーの他、観劇も出来ます。
第2位のオウロ・プレットは、リオから少し内陸に入ったミナス・ジェライス州にある小さな町。バロック建築で彩られた街並みはポルトガル統治時代の雰囲気が色濃く残り、日本で言う小京都のような位置づけでしょうか。
リオからはバスで約6時間、わたしたちは夜行バスを使って訪れました。
今でこそこじんまりとした町ですが、17世紀に金の鉱山が発見されてからはゴールドラッシュでにわかに沸き立ちました。郊外にある金鉱跡ではトロッコに乗れたりして楽しいですよ!
金が枯渇した今は観光名所として人気を博しています。観光客は多いはずなんですが、町全体にゆったりとした時間が流れていてガチャガチャとうるさくないのが不思議です。客引きなどもしつこくなく優しい人が多い印象なので、安心して観光できると思います。
わたしたちは訪れた事はありませんが、近隣にも同じくゴールドラッシュ時代に作られた町がいくつかあるので、オウロ・プレットを拠点に日帰りで回っても良いかと。
高台から見たオウロ・プレット。温かいレンガ色の屋根が素敵です。
第1位のリオはかさごの思い出が沢山詰まった街。渡伯の度必ず訪れています。
リオの魅力はなんだろう、一言では言い表せないですが…すごくエネルギーが溢れていると思います。文化・流行シーンとしても大きな影響力があるし、街としてもとても大きく、あちこちに見どころがあるので何度訪れても新しい発見があって刺激的!
海に囲まれているだけでなく、パオン・ヂ・アスーカルやコルコバードの丘などといった山・丘が多く高低差があるので、街に陰影がついている気がします。
個人的には『人』がとにかく魅力的。かさごの留学時代の知り合い以外も、道行く人、お店の人…みんなとても人間らしい!
ブラジル人全体に言えますが、感情表現・愛情表現が豊かで人と人との関わりをとても大事にしている感じがあります。
自分の店先で商品にもたれて寝ているおじちゃんや、好きな曲がかかったからと歌い踊りながらおつりを渡してくるレジのおばちゃんなど(笑)人生を謳歌しているな~と思う人に出会うのもリオが多いです。
「これ!」というはっきりした理由はないかもしれませんが、かさごもわたしもとにかくリオが大好きです!
かさごの留学時代の思い出の景色。リオのランドマークが一望できます。
ぽんかもの好きな街ベスト3
さてお次はわたしの好きな街ランキング!
第3位のレシーフェは北東部の街。海に程近い解放感のある雰囲気が魅力。小さな傘を持って踊るフレーボというダンス/音楽が有名です。
レシーフェの旧市街や海沿いのプロムナードも素敵ですが、レシーフェの中心からバスで約30分程のオリンダという地区がわたしのお気に入りです。
小高い丘をカラフルな建物が彩る街並みが本当に可愛くて!丘から望む景色も緑いっぱい&海の蒼色が映えてとても綺麗です。
オリンダの名前の由来は、入植したポルトガル人がその景色を見て思わず
❝O Linda!❞(オーリンダ!美しい!)と叫んだからだとか。そんなエピソードも納得の景色が楽しめます。
2016年当時の雰囲気ですが、治安も良く昼間街歩きする分には問題ないと思いました。教会の周りに物乞いの人たちがいてちょっとドキッとしたくらい。レシーフェはちょっと雰囲気が怖いエリアもあったので、夜は特に要注意です。
オリンダ地区の高台から見た景色。緑と海のコントラストが目にも鮮やか!
第1位、第2位はともにかさごと一緒の結果となりました!これはもう満場一致。
オウロ・プレットは大好きすぎておかわりしています(笑)2回目に訪れたのは5年振りでしたが、良い意味で全然変わらず感動しました!タイムスリップした気分を味わえます。
歴史ある建物を活かした素敵なプチホテル(ポウザーダ)が沢山あって、カップルにおすすめです。治安もブラジルの中ではかなり良い方だと思います。
リオはもう、殿堂入りですね!ここ2~3年は治安が悪いようでちょっと残念ですが…それでも補ってなお余りある魅力!次回訪れる際はぜひカーニバルの時期に、と思っています。
番外編
ここでおまけの番外編もどうぞ。
①南部の街クリチーバは、ヨーロッパ系の移民が多く住んでいる落ち着いた雰囲気の街です。イタリア移民が作ったワインの有名なサンタ・フェリシダージ地区もあったりして、ブラジルの新たな一面に触れることができます。
なぜ番外編かというと、かさごのホストファミリーが現在住んでいる街だから。観光、という観点だと他の街にちょっと負けてしまうかもしれないですが、ゆっくり過ごすには最高です。治安も比較的良いです。冬はかなり寒くなります💦
サンタ・フェリシダージ地区にあるワイナリーの1つ。甘口のスパークリングワインが美味しく、訪れる度に購入しています。
②サンパウロは1908年に日本からの最初の移民船、笠戸丸がサントス港に入港したことから今も多くの日系人が暮らしています。日本人街もあって、日本食のお店やスーパーなどが沢山揃っています。
前回2016年に渡伯した際には大変お世話になりました…!ブラジルのごはんっておいしいんですが、何しろ味濃いめ!肉多め!がっつりめ!なので日本食が恋しくなるんです。胃も疲れるし(苦笑)
日本の味が恋しい~というタイミングでサンパウロを訪れたので本当に嬉しかった。普通のスーパーでお豆腐が買える!もやしが!白菜が!と大興奮でした(笑)
日系の方が多いので、他の都市に比べてジロジロ見られる事も少ないので気がラクっていうのもあって番外編にランクインしました。
まとめ
わたしたちのブラジル好きな街ランキングをお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
日本の裏側のブラジル。遠くてあまり馴染みのない方も多いと思いますが、実は日本と関係の深い国でもあります。
短いお休みだとなかなか行きにくいんですが…1,2都市に絞れば8~10日間位の日程でも十分楽しめると思います。
沢山魅力のつまったブラジル、ぜひ機会があったら訪れてみてくださいね。きっと大好きになること請け合いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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