日本でも増加中!海外では当たり前の「ラウンドアバウト」について知っておきたいこと

こんにちは!かさご(夫)です。

 

突然ですが、「ラウンドアバウト」という言葉、皆さんは聞いたことがありますか?英語の授業で習ったことのある方は、roundabout「迂回、回り道」という意味が思いつくかもしれませんが、今日お話しするのはちょっと違います。

 

ラウンドアバウト」とは、海外では結構あたりまえの道路交通システムの名前。日本でも最近は徐々に増えてきているみたいですが、ほとんどが地方や田舎の交差点なので、そんなの見たことないという方が圧倒的だと思います。

 

そこで今回は、これから日本でも徐々に増えてくるであろう「ラウンドアバウト」について、メリットデメリットも交えながらお話したいと思います。これから出くわしたときに何これ!と動揺しないためはもちろん、海外で運転予定のある方は必見ですよ!

 

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そもそも「ラウンドアバウト」って何?

 

詳しい交通ルールについてお話しする前に、まずはさくっと「ラウンドアバウト」についてのお話。

 

ラウンドアバウト」とは、一言で言うと「信号機のない交差点」。交差点に大きなサークルがあって、そこをぐるーっと回りながら進行方向へ進んでいくという交通システムです。

 

 

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(出典:No Cookies | The Advertiser

 

もともとイギリスで始まった交通ルールで、それがヨーロッパやアメリカ、オセアニアなどにどんどん普及していきました。僕が初めて目にしたのはフランスの片田舎。バスが明らかにクネクネと走行していたので、なんだこれは!と思ったのを今でも覚えています。

 

今いるニュージーランドでも、「ラウンドアバウト」は当たり前。ほぼ毎日車を運転しますが、「ラウンドアバウト」に出くわさない日はないと言っていいでしょう。なんなら家からすぐそこの所にも「ラウンドアバウト」があるくらいです(笑)

 

 

覚えておこう!「ラウンドアバウト」の標識!

 

では早速、「ラウンドアバウト」の交通ルールを勉強しましょう!まず道路標識ですが、「ラウンドアバウト」の入り口にはこんな標識が立っています。

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(出典:Roundabouts - Road rules - Safety & rules - Roads - Roads and Maritime Services

 

ちなみに日本では青い看板ですが、この矢印グルグルが 「ラウンドアバウト」の目印。「ゆずれ(海外ではGive Wayなど)」のサインも道路に書いてありますので、必ず入り口で速度を落としましょう!慣れないうちは、一時停止するのがおすすめです。

 

 

覚えておこう!「ラウンドアバウト」の鉄則!

 

ラウンドアバウト」の交通ルールを学ぶ際に、覚えるべき鉄則はただ1つ!

 

右側から来る車が優先!

 

以上です。

 

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(出典:Road Safety Commission - Roundabouts Road Rules

 

たとえば、いま赤色の車を運転しているとしましょう。「ラウンドアバウト」の入り口に到着したら、まずは自分の右側を確認します!

 

この場合、すぐに青い車が来ているので、もちろん青い車が優先。青い車が通過した後で、あらためて右側の安全を確認してから「ラウンドアバウト」へと進入します。

 

逆に、たとえば自分から見て左手(写真で言うと黄色い丸の部分)に車がいたとしましょう。でもその場合は、自分から見て左側(相手から見て右側)なので、あくまで自分が優先。とにかく自分の右側だけを気をつけていればいいと言う、いたってシンプルなルールです。

 

 

覚えておこう!「ラウンドアバウト」でのウィンカーの出し方!

 

ここでちょっとだけややこしいのがウィンカー。基本的に進入時のウィンカーの出し方は通常と一緒ですが、ラウンドアバウト」では出て行くときに左折ウィンカーを出すのがルールです!

 

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 (出典:Roundabouts - Road rules - Safety & rules - Roads - Roads and Maritime Services

 

ここで、たとえば2車線「ラウンドアバウト」のウィンカーの出し方を覚えておきましょう。2車線の場合は(日本では1車線が基本ですが)、「ラウンドアバウト」が近づいてくる前に左折なら左レーン、右折なら右レーンに車線変更しておきます。(ラウンドアバウト内での車線変更は厳禁です!

 

正しいウィンカーの出し方は、

①進入時に左ウィンカー → そのまま出て行く
②進入時はウィンカー不要 → 出て行くときに左ウィンカー
③進入時はウィンカー不要 → 出て行くときに左ウィンカー
④進入時に右ウィンカー(出し続ける) → 出て行くときに左ウィンカー
⑤進入時に右ウィンカー(出し続ける) → 出て行くときに左ウィンカー

 

特に④⑤の場合には、自分が左折する直前まで右ウィンカーを出し続けることがポイントです。そうでないと進入のタイミングを狙っている対向車(写真の黄色い丸)からまっすぐ進むと勘違いされ、対向車が出てきてガシャーンってなりかねません。常に自分がどこで曲がるのかを、周囲の車にアピールしておくことが「ラウンドアバウト」の大事なポイントです。
 

 

実際に運転して感じた「ランドアバウト」のメリット・デメリット

 

ニュージーランドに来て運転するようになってから幾度となくこの「ラウンドアバウト」を経験しましたが、実際に運転してみて感じたメリット・デメリットについてお話したいと思います。

 

<「ラウンドアバウト」のメリット>
・車が少ない時間や場所で、信号待ちする必要がない → 渋滞が緩和される
・右側にだけ注意すればいいので、シンプルで分かり易い(※デメリットもあり)
・一度整備してしまえば、信号の設置費用・電気代がかからない(役所目線)

 

<「ラウンドアバウト」のデメリット>
・都市部など交通量の多い所に設置されていると、結局信号の方が合理的
・ウィンカーの出し方がみんな結構テキトーなので、要注意!
・「ラウンドアバウト」密集地域ではクネクネ運転しなきゃならない

 

結論から言うと、「ラウンドアバウト」が便利かどうかは、99%設置場所によるというのが、実際に運転してみて分かった結果です。田舎の交通量が少ない地域ではどんどん導入してもいいと思いますが、交通量の多い都市部では正直デメリットの方が目立ってしまいます。

 

特にニュージーランド人はめちゃくちゃ運転が荒いので(常にウィンカー出さない人が多すぎ)、混雑時の「ラウンドアバウト」はいつも注意しながら運転します。実際にウィンカー出してないのにいきなり右折してきたり、こっちがラウンドアバウトを走行していて優先なのにグイグイ進入してきたりというケースが多々。交通マナーがしっかり守られていればいいですが、そうでない限り都市部での導入は危ないと思います。

 

ちなみに、「ラウンドアバウト」の設置により事故が40%減少するという報告もなされているらしいのですが、いま述べたとおりです。交通ルールがしっかり守られてはじめて「ラウンドアバウト」のメリットも活きてくるでしょう。
 
 
日本でも増加中らしい「ランドアバウト」に備えておこう!

 

というわけで、「ラウンドアバウト」の交通ルールやメリット・デメリットをご紹介しました!

 

個人的には、日本でも交通量の少ない田舎道などでは積極的に導入していったら良いと思っています。2014年の9月に正式に導入されてから、日本での「ラウンドアバウト」も徐々に増加中。旅行でドライブしているときに急に出くわしてパニックに陥らないよう、ぜひ「ラウンドアバウト」の交通ルールを覚えておきましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

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