こんにちは、ぽんかも（妻）です。ついこの間まで夏のように暑かったのに、急に秋本番を迎えた今日この頃。ここ信州では、ほんの少し冬の気配も感じるような気がしています。
年々秋が短くなるように感じますが、折角四季のある国に生まれたんだから、たとえ短くとも秋をたっぷり楽しみたいですよね。今日は北欧・デンマーク発の『ヒュッゲ』という考え方を基に、秋を楽しむ方法を10個ご紹介したいと思います。
- デンマーク流「ヒュッゲ」ってなに？
- 日本でもできる、「ヒュッゲ」な秋の楽しみ方10選
- 「ヒュッゲ」な秋をさらに楽しむための4つの行動
など、誰でも気軽に始められる「ヒュッゲ」のいろはをご紹介。ぜひ「世界一幸福な国」デンマークの「ヒュッゲ」から人生のヒントを学んでみませんか？
- デンマーク発祥の「ヒュッゲ」ってなに？？
- 日本でもできる！「ヒュッゲ」な秋の楽しみ方10選
- 日本で「ヒュッゲ」な秋をより楽しむために大事なこと
- デンマークに学ぶ「ヒュッゲ」な暮らし。あなたも始めませんか？
デンマーク発祥の「ヒュッゲ」ってなに？？
早速ですが、みなさんは「ヒュッゲ」という言葉を聞いたことがありますか？数年前に世界的に流行し、日本でも良く聞かれるようになりました。こちらの本を読んだことがある方も多いのでは？
デンマークの幸福の源「ヒュッゲ」とは？辞書的な意味
「ヒュッゲ」というのはデンマークの言葉で、一言で表すとしたら「心地よさ」。
感覚的なものが強くなかなか他の言語には訳しづらいそうですが、辞書を引いてみるとこんなことが書いてありました。
「ほっこり感。ぬくもりと心地良さで、そのために幸福や満足感を感じる状況。」（Weblio辞書より）
ほっこりする感じ、と考えるとしっくりきますね。日本語の擬音語ってすごく便利！
また色々調べたところ、こちらのサイトの説明が一番分かりやすく感じました。
Hygge is a feeling of cosiness and comfort that you create
while enjoying the simple pleasures of life.
―ヒュッゲとは、人生のちょっとした喜びを楽しんでいる時に感じる心地良さやほっとする気持ちのことです。
デンマークは「世界一幸福な国」として知られていますが、その秘密はこのヒュッゲにあるのかもしれません。蝋燭を灯したり、お菓子作りをしたり、家族や大切な人とゆったりした時間を過ごしたり…特別な事ではなくても、日々の暮らしの中の楽しみをしっかり味わうことで「ヒュッゲ」を感じられるのではないかと思います。
日本でもできる！「ヒュッゲ」な秋の楽しみ方10選
とは言え、実はわたしは「ヒュッゲ」初心者。言葉自体は知っていたけど、具体的にどういう意味なのかは最近知りました。そこで、今回この記事を書くにあたってこちらのYoutubeの動画を参考にさせてもらいました。
デンマーク人のシーネ（Signe）さんのチャンネル、Use Lessはファッションを中心に、 サステイナブル／ミニマルな暮らし全般について発信しています。どれも素敵な動画なので、興味のある方はぜひ見てみてくださいね。
シーネさんに教わる「ヒュッゲ」な秋の楽しみ方10選
- あったかい飲み物を持ってゆったりお散歩
- 家族や友達と（着なくなった）洋服の交換パーティ
- 週末に早起きをした後ベッドに入り直す
- フリーマーケットに行ってみる
- 秋らしさを家の中に取り入れる
- お菓子作りをする
- ジグソーパズルをする
- コテージで週末を過ごす
- お気に入りの部屋の模様替え
- 未体験のこと・講座を試してみる
1．あったかい飲み物を持ってゆったりお散歩
秋らしい恰好をしてあったかい飲み物を手にお散歩するなんて、想像しただけでワクワクします。風が冷たくなってきたからこそ楽しめる秋のお散歩ですね。
2．家族や友達と（着なくなった）洋服の交換パーティ
これ、個人的にすごくやってみたいと思いました。買い物に出かけなくても新しい洋服が手に入るのは嬉しいですね。なによりエコだし楽しそう！
3．週末に早起きをした後ベッドに入り直す
シーネさんは朝6時前に起きて愛犬のお散歩をした後、ベッドに戻って2~3時間寝るのが最高だと言っていました。2度寝ではなく、1度ベッドから出て活動した後というのがポイントのようです。
4．フリーマーケットに行ってみる
買い物はいつもショッピングビル／モールやネットで、という人におすすめ。意外と掘り出し物があったりして楽しいです。個人的には骨董市やヴィンテージショップ・アンティークマーケットも大好き。
5．秋らしさを家の中に取り入れる
松ぼっくりを拾ってきて窓辺に並べたり、ススキを飾ったり…ちょっとした工夫で秋らしさを取り入れられますね。ベッドリネンやカーテンを秋冬仕様にするのも雰囲気がガラッと変わって良さそう。
6．お菓子作りをする
個人的にもこの秋やってみたいお菓子作り。引っ越したら、フライパンで焼ける簡単なケーキを作ってみたいと思っています。秋の味覚を活かしたお菓子なんていいなあ。
7．ジグソーパズルをする
シーネさんが 動画の中で何度か言っていたのが「Off the screen／画面から離れて」という言葉。テレビや携帯・パソコンなど、現代のわたしたちは常に何かしらの画面とにらめっこしています。下手したら1日中釘付けかもしれません。
この秋はそうした画面から離れて、アナログな過ごし方をしてみるのもいいかも。ジグソーパズルやボードゲーム、トランプなど子供の頃楽しんでいた遊びを見直してみようと思います。（わたしはこのゲームを買おうかずーっと迷っています…。
8．コテージで週末を過ごす
コテージと聞くとあまり馴染みがないなと思いましたが、調べてみたら首都圏からでも1~2時間で行けるコテージって結構沢山あるんですね。しかもおしゃれで快適そう！コテージならアウトドア用品を持っていなくても楽しめますね。今度の週末は自然の中でゆったり過ごしてみては？
- 北軽井沢SweetGrass：お洒落な雰囲気のキャンプ場。薪で沸かしたお風呂が気持ちよさそう！お子様連れでも、大人数のグループでもいろんな楽しみ方が出来そうです。
- 塩原グリーンビレッジ：いろんなタイプのコテージ・キャビンあり。新宿からバスが出ているので車がなくても大丈夫！お値段も良心的でした。
（参考：塩原グリーンビレッジ│那須塩原│栃木 キャンプ場）
9．お気に入りの部屋の模様替え
これも簡単に出来る良いアイディア！家具を少しだけ配置換えしたり、壁に写真やポスターを貼ってみたり、大掛かりな模様替えでなくても出来る事は沢山あります。 普段長く時間を過ごす場所だからこそ快適さにこだわりたいですね。わたしたちも11月からの新生活に向けて色々考えています。
10．未体験のこと・講座を試してみる
シーネさんは今年の誕生日に、旦那さんからバリスタ講座をプレゼントされたそうです。初めての体験は新鮮で楽しかったそう。 未体験のことをやってみるのは良い刺激になりますね。新しい言語や知識を学んだり、体を動かすアクティビティに挑戦したり、陶芸や手芸など選択肢は無限大！わたしだったら水彩画やスケッチを習ってみたいです。
日本で「ヒュッゲ」な秋をより楽しむために大事なこと
「ヒュッゲ」が何かということはわかったし、この秋やってみたいことも考えてみたけど…毎日毎日忙しいし、悠長に「ヒュッゲ」なんて言ってる場合じゃない！そんな方も少なくないのかなと思います。そんなあなたにまたもシーネさんからヒントをもらいました。
「ヒュッゲ」の5大要素。それはズバリ味覚・嗅覚・視覚・聴覚・触覚。
味わって、嗅いで、見て、聴いて、触って感じることが大事だそう。五感全てを使う必要は必ずしもないですが、自分の感覚を使ってこそ味わえるのが「ヒュッゲ」！つまり「ヒュッゲ」な秋をより楽しむには、いつもより五感を意識するのが大事だという事ですね。
日本で「ヒュッゲ」な秋をより楽しむための4つの行動
「五感を意識する」というシンプルなことだったら、忙しい毎日の中でも家で簡単にできそうな「ヒュッゲ」が見えてきますね。ざっと挙げてみましょう。
- 食事をしっかり味わう
テレビやスマホ片手に食事していませんか？たまには何も見ず食事に集中してみましょう
- お風呂に浸かる
寒くなってきたし、シャワーで済ませずゆっくりお風呂に入るのがおすすめ。好きな音楽をかけたり、ちょっと良い入浴剤を用意してもいいですね。
- あったかいコーヒーを飲んでぼーっとする
ついついあれこれ考えてしまいがちな現代人。時には思考を休ませて何も考えずぼーっとするのも大事です。あったかいマグカップを抱えているだけでほっとしますよ。
- スマホやパソコンに触れる時間を減らす
これは個人的にも気をつけようと思っていること。ほんの少しのつもりが気付けば何時間も画面をスクロールしていた！なんて日常茶飯事。その上必要ない情報を仕入れて気持ちが暗くなったり…スマホの代わりに好きな雑誌や本を読む時間を増やしたいです。
デンマークに学ぶ「ヒュッゲ」な暮らし。あなたも始めませんか？
目まぐるしく変わる忙しい毎日を送る現代だからこそ「ヒュッゲ」が世界中で話題になったんだと思います。みんなどこかで、これじゃいけないかも？と感じていたんじゃないかという気がしています。
1日の内、まずは5分でもいいのでゆっくりと「ヒュッゲ」を感じる時間を持ってみてはいかかでしょうか？「ヒュッゲ」を取り入れて、ぜひ素敵な秋を過ごしてくださいね。
ぼくも秋を満喫するよ！
