こんにちは、ぽんかも(妻)です。
※今日は女性向けの記事になりますので、ご了承のうえ読み進めていただければと思います。
毎月やって来る女性の生理。「もっと上手に、もっと快適に過ごせたらいいのにな」と感じる方も多いのではないでしょうか?
この記事で私が全女性におすすめしたいのは、布ナプキンです。私自身、 布ナプキンに変えてから生理のストレスが劇的に軽減されました!
体に優しいだけでなく、地球にも優しいエコな布ナプキン。今日は初心者の方向けに、正しい使い方や洗い方、実際に私が使ってみて感じた効果などを詳しく解説します。
布ナプキンを正しく利用すれば毎月の生理がすごくラクになるので、「布ナプキンなんだか気になる」という方はぜひ参考にしてください!
- 布ナプキンには3つのタイプがある
- 布ナプキンはどうやって使うの?
- 使ってみて実感!布ナプキンがもたらした9つの効果
- 布ナプキンのデメリットって?
- 初心者におすすめの布ナプキンセット
- 布ナプキンで生理が楽しい暮らしを手に入れよう!
布ナプキンには3つのタイプがある
布ナプキンは文字通り「布」で出来たナプキンのこと。 使い捨ての紙ナプキンと違って、洗って何度も使うことができるのが最大のメリットです。布ナプキンは大きく分けて3つのタイプに分けられるので、まずは1つずつチェックしていきましょう。
布ナプキンのタイプ1:一体型
使い捨てナプキンのように1枚で気軽に使えるタイプ。 比較的ずれにくいので、布ナプキン初心者の方におすすめです。吸収体が中に入っている分、ちょっと乾きにくいのが難点。
<こんな人におすすめ>
- 布ナプキン初心者
- ごわごわした感じが気になる方
- シルエットを気にせずファッションを楽しみたい方
- よく動く方
布ナプキンのタイプ2:ホルダー型
布ナプキン本体(カバー)と吸収体が別々になっているタイプ。吸収体と布ナプキンはスナップなどで固定しますが、一体型に比べると少しずれやすいかもしれません。
交換の際は 吸収体だけ交換するので持ち運びがラクチンです。プレーン型の吸収体を使えば、汚れた面を内側に折り込むことで繰り返し使えるので、更に身軽に。 乾きやすい素材を使ったものが多く、冬期や梅雨時期に特におすすめです。
<こんな人におすすめ>
- 経血量が多い方
- 外出時間が長い方
布ナプキンのタイプ3:プレーン型
ハンカチタイプとも呼ばれ、正方形に近い四角形です。 折りたたんで吸収体として使うことが多いですが、羽が直接付いていて1枚で使えるタイプのものも。ホルダー型も同様ですが、一体型に比べると少しかさばりやすいというデメリットがあります。
<こんな人におすすめ>
- 経血量が多い方
- 外出時間が長い方
布ナプキンはどうやって使うの?
ここからは具体的に、布ナプキンの正しい使い方をご紹介していきます。 これから布ナプキンを使ってみたいと考えている方は、まず使い方をしっかりとチェックしてください!
布ナプキンの正しい使い方
布ナプキンを買ったらそのまま使ってOKということはありません。 新しい布ナプキンは、まずは1度洗って水を通してから使います。
使い方は使い捨てナプキンと変わらず、下着にのせ、くるっと羽の部分を巻き付けてボタンを留めるだけ。使い捨てナプキンを固定する粘着テープがボタンに変わっただけなのでとっても簡単です!
外出先で交換する際、 使用済みの布ナプキンはジッパー付きのビニール袋などに入れておくと、においや汚れの心配がありません。
布ナプキンの正しい洗い方
洗い方はとっても簡単!「もみ洗い→つけ置き→乾かす」の3ステップだけです!
つけ置きする際は 『アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)』を入れると、汚れが落ちやすくなります。中性洗剤では経血は落ちないので注意してくださいね。汚れが気になる場合は、もみ洗い後にネットに入れて洗濯機で洗ってもOK。
慣れるまでは面倒に感じるかもしれませんが、交換後や帰宅後すぐにつけ置きしておけば、入浴中などに手洗いするだけでOK!同居している方がいる、特にお子さんがいる場合、布ナプキン専用のつけ置き容器(蓋付きが理想的)を用意しておくと安心です。わたしは1人暮らししていた時はお風呂桶でつけ置きしていました。
<おまけ>布ナプキンの便利な使い方
布ナプキンは生理中以外にも、 冷え対策として1年中使用できます。女性の体に冷えは大敵!初経がまだのお子さんにも、閉経を迎えられた方にも、布ナプキンはおすすめです。おりもの用のナプキンもあるのでシーンに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
使ってみて実感!布ナプキンがもたらした9つの効果
布ナプキンを使い始めて4年目の筆者ですが、 布ナプキンを使い始めてみて、その効果に驚かされました!良い変化ばかりで、もっと早くから始めておけば良かったと思っています。
布ナプキンの効果1:生理痛が軽くなった!
これが本当に一番の変化! 学生時代は脂汗が出るほど酷くて生理痛のために早退する事もあったぐらいなんですが、今はほとんどなくなりました。
時々痛むこともありますが、程度も軽くなったし、長引くこともないのでかなりラクです。生理痛に悩んでいる方にはぜひ使ってほしい!
布ナプキンの効果2:周期が整った
以前は月によって1週間以上ずれたり期間も7~10日と幅があったのに、 今はほぼ28日周期で期間も7日以下で終わるようになりました。満月の前後に来るようにもなり、自然のリズムに近づいているのかなと嬉しいです。
布ナプキンの効果3:体温が上がった
もともとかなりひどい冷え性だったのですが、 布ナプキンを使うようになってからだいぶ緩和され、体温も1度ほど上がりました。
使い捨てナプキンには高吸収ポリマーが使われています。これは保冷剤にも使われている素材で、体を冷やす要因の1つになっています。一方、布ナプキンは天然素材を使っているので体を冷やしません。ふかふかとしているので肌触りからほっとする感じがあります。
布ナプキンの効果4:経血がさらさらになった
これは割と最近気付いた変化なんですが、経血の質が変わりました。去年くらいまではしばらくつけ置きをしておかないと汚れが落ちず洗うのも一苦労だったんですが、今はつけ置きなしでも綺麗に洗えるようになりました。 経血の色もクリアになった気がします。
布ナプキンの効果5:経血コントロールが出来るようになった
経血コントロールは、簡単に言えば経血をまとめてトイレで出す、ということです。経血コントロールしよう!と思って意識的に練習したわけではないんですが、布ナプキンを使っている間に 経血の出る感覚がわかるようになり、そのタイミングでトイレに行けるようになっていった感じです。無理に溜めようとしているわけではないので辛さもありません。
▼詳しい経血コントロールのやり方はこちらをどうぞ!賛否両論あるようですが自分にあったやり方で取り入れてみてくださいね。▼
布ナプキンの効果6:肌がかぶれなくなった
石油原料から作られた使い捨てナプキンと違い、 天然素材を使っているので通気性が良く、蒸れることがほとんどありません。布ナプキンを使えばかぶれることもほとんどないので、肌が弱い方にもおすすめです。
布ナプキンの効果7:生理用品にかかる出費が大幅減
以前は 月1000円前後、年間1万円以上かかっていたのが、今ではほぼ0に。旅行中や沢山動く日のために併用するタンポンを時々買う事もありますが、微々たる出費です。
布ナプキンは初期投資に少しかかりますが、何年も使えるので長い目でみたらとってもお得!
布ナプキンの効果8:生理がちょっと楽しみになった
もちろん面倒だな、という気持ちは0にはなりませんが、以前よりずっと生理を楽しめるようになりました。可愛い柄のナプキンを使えることもしかり 自分の体と向き合う時間だと思うとちょっとウキウキ、!
布ナプキンの効果9:ゴミが出なくなった
布ナプキンは洗って何度も使えるためゴミが出ません。もちろん永久的には使えませんが、 処分する際も土に還るので、地球にもやさしいです。使い捨てナプキンの処分は何かと気を遣うものですが、布ナプキンはそんな心配もいりません。
布ナプキンのデメリットって?
使い捨てナプキンではなく布ナプキンを使うことで生じるデメリットも存在します。ここでは筆者が実感したデメリットもご紹介するので、「思ったのと違った」とならないためにも参考にして下さい。
布ナプキンのデメリット1:洗う必要がある
正直なところ、 最初は少し面倒に感じます。なんとなく気持ち悪く感じる方もいるかもしれません。でも 自分の経血を目で確認することって、実はとても大事!体調の変化にも敏感になります。
布ナプキンのデメリット2:持ち運びに少し不便
どのタイプの布ナプキンを使うにしても、使い捨てナプキンに比べたらどうしてもかさばるので、持ち運びが大変かもしれません。生理中は小さいバッグでのお出かけはお預けになります。
布ナプキンのデメリット3:洋服によっては響いてしまう
布ナプキンは使い捨てナプキンよりも厚みがあるものが多いので、ぴったりしたボトムだとラインが響いてしまうことも。 お出かけ前は鏡で後ろ姿を確認すると安心です。
布ナプキンのデメリット4:経血量によっては漏れてしまう
布ナプキンを使い始めたばかりの頃や 経血の量が多い日には、漏れてしまうこともあります。わたしも量の多い夜など、盛大に漏れてしまったことがありました。
最初は家にいる時だけ使ったり、布ナプキンの上に使い捨てナプキンを重ねたりして慣らしていくのがいいと思います。でもコツを掴んでいけば次第に慣れていくので大丈夫です!
布ナプキンのデメリット5:洗う場所が必要
経血のついたままの布ナプキンやつけ置き中のバケツなどは、 他の人が触れない場所に置いておく必要があります。特にお子さんがいるご家庭やペットを飼っている方は要注意。他の人が触れるのは衛生的に良くないですし、血液を媒介とする感染症のリスクも無くはありません。
また、直接肌に触れる、特に粘膜に近いものなので、 雑菌が繁殖した布ナプキンを使うのもNGです。雑菌から病気に発展してしまうことも可能性としては0ではないので気を付けましょう。生乾きのようないやなにおいがしたら雑菌が繁殖しているかも。 風通しの良い場所でしっかり乾かすのが大事です!外に干すのが一番ですが、その際はタオルなどで目隠しするのがいいかも。
初心者におすすめの布ナプキンセット
布ナプキンを始めるにあたり、筆者が最初に用意した布ナプキン一式をご紹介します。どれも本当に使い心地が良かったので、布ナプキン初心者の方はぜひ参考にしてください!
JEWLINGE 布ナプキンデビューセット
一番初めに買ったのがジュランジェ(JEWLINGE)さんのセット。 布ナプキングッズが一通り手に入るので、初心者にはまさに最適な商品です!
素材はいずれもコットン100%というこだわり。付属品としてつけ置き用の粉末洗剤が付いているのも嬉しいですね。
JEWLINGE 一体型おためし5枚セット
布ナプキンを使い始めて数か月した頃に、一体型のナプキンを買い足しました。枚数が少ないので 頻繁に交換しなくてもいいよう経血量が減ってきた4,5日目から使う事が多い、です。
柄がどれも可愛いので、付けるのが楽しく感じられるのも嬉しいポイント。安心のMADE IN JAPANというのも気に入っています!
<セット内容>
- 布ナプキン×5(一体型用)
布ナプキンで生理が楽しい暮らしを手に入れよう!
地球にも体にもやさしい布ナプキンについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
個人的に 布ナプキンにしてから生理がとても楽になって良い事づくめだったので、ぜひ多くの女性に使って欲しいと思っています。使い始めるまでの不安や心配がこの記事で少しでも解消したら幸いです。
月経や体の話ってなんだかタブー視されがちですが、個人的にはもう少しオープンに話せるようになっても良いと思っています。開けっ広げにする必要はありませんが、男女ともお互いの体のことを知っておくのは大事。
この記事がゼロ・ウェイストや女性の体について、考えたりパートナーやご家族の間で話すきっかけになったら嬉しいです◎