こんにちは、ぽんかも(妻)です。
とっても遅くなりましたが、今日は5月に訪れたバリ旅の振り返りをお届けします。 バリ初心者の私たちは14泊15日という通常よりもかなり長めの期間で、計5つのエリアをじっくり巡りました。
そこで今日はそれぞれのエリアの概要や、私たちが初めてのバリで感じたことを正直に書きたいと思います。
- エリア別概要
- へそ曲がり夫婦がバリ島で気に入った4つのこと
- へそ曲がり夫婦がバリ島を嫌いになった5つの理由
- こんな方におすすめ!タイプ別おすすめの楽しみ方
など、これから初めてバリ島に行くという方にとって、私たちの経験がお役に立てたら嬉しいと思います。あくまでへそ曲がりなわたしたちが感じた私感なので、バリを愛してやまないという方も広い心で読んでいただけると幸いです。
(※情報は2019年5月当時のものです。)
- エリア別に解説!バリ島でおおすすめのエリア
- へそ曲がり夫婦がバリ島で気に入った4つのあれこれ
- へそ曲がり夫婦がバリ島を好きになれなかった5つの理由
- こんな方におすすめ!タイプ別、バリ島の正しい楽しみ方
- 初めてのバリ島。楽しみ方は人それぞれ
エリア別に解説!バリ島でおおすすめのエリア
まず最初に弁明しておきます・・・。バリ島で一番人気のエリアと言えばクタ、レギャン、スミニャックといったバリ島西部のエリアですが、 私たちはその3つのエリアには全く行きませんでした。
- 人多そう
- THE・リゾート地で絶対好きになれそうにない(リゾートよりローカル)
- 王道中の王道の観光って面白くないじゃん
理由がへそ曲がりすぎる・・・
というわけで、ここではこうした「THE定番」のエリアではなく、私たちが実際に行ってみた5つのエリアをご紹介します。
画像引用:https://access.his-j.com/01/A55/sp/recommended/20190522143129.html
<バリ島・エリア別>テガララン
まず最初に私たちが訪れたのが、バリ島の自然を楽しめるテガラランエリア。最近では「テガララン・スイング」という空中ブランコがインスタ映えするとして人気ですが、そんなものには目もくれず、ジャングルの中のホテルに滞在しました!
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このエリア周辺には同様に「ジャングルの中にステイできる」というのが売りのホテルがたくさんあります。1泊10万円近い超高級ホテルもありますが、それぞれの予算に合わせてホテルを選ぶと良いでしょう。上の記事でご紹介した ホテルは1泊12,000円くらいで、朝の目覚めは本当に気持ち良かったです。
どのホテルも周辺にはスーパーなどなく、ホテル内の売店はかなり強気な価格設定なので、 お水など必要なものは事前に購入しておくのがおすすめです!
<バリ島・エリア別>ウブド
バリ島の中でも古い街並みと自然を感じることのできるのがウブド地区。バリ島でも有数の人気エリアで、本当にたくさんの観光客がいました。
▼ウブドでおすすめしたい観光スポットはこちら▼
バリ島と言えばケチャダンスですが、人気のウルワツ寺院などのショーは朝から並ぶのが当たり前。それに比べて ウブドでは地元の団体が行っているケチャショーが気軽に、しかもお手頃なお値段(約500円程度)で見ることができるので、私たちもウブドでケチャを鑑賞しました。
<バリ島・エリア別>デンパサール
バリ島の州都でありながら、実は観光客があまり行くことのないデンパサール。大型のショッピングモールもありますが、ここでの私たちのお目当てはマーケットでした!
デンパサールのマーケットは比較的ローカル感も強く、ウブドなどの観光エリアに比べお土産が安価で手に入るのも特徴です!実際、ウブドで4000円近くで売られていたカバンが、ここでは1000円ちょっとのお値段で売られていました。他にも地元感のあるデパートも多いので、 買い物好きには穴場的スポットとしておすすめです!
<バリ島・エリア別>サヌール
サヌール地区はバリ島がリゾート地として開発された当初から栄えていた伝統あるリゾート地、そのため、街を歩いているとどこか懐かしい気分も味わうことができます。同時に、多くの外国人が在住するエリアでもあるので、ちょっぴりハイカラな雰囲気も。
私たちはこの サヌールビーチにあった地元感たっぷりの屋台で海鮮BBQ料理をたらふく味わいました。ローカル感もあっておすすめですよ!
<バリ島・エリア別>ジンバラン
最後に私たちが訪れたのは、空港にも程近いジンバラン地区。バリ島発のフライトが朝9時前だったのですが、 バリ島の空港周辺は大渋滞でも有名なので、最後はこの地区に泊まることにしました。 (実際のところ、空港周辺は普通にスイスイだった)
この ジンバランは近年ビーチでシーフード料理が味わえると人気のエリア。ビーチ沿いにたくさんのお店が出て、夜になると人がいっぱい訪れます。お値段はちょっと割高ですが、雰囲気はたっぷりなのでバリの思い出作りにいいかもしれません。
ちなみに私たちはと言うと、サヌールで大満足した上に、ジンバランのレストランはサヌールの屋台よりも値段が高め(1.5倍~2倍)だったので、当然のようにスルーしました(笑)
へそ曲がり夫婦がバリ島で気に入った4つのあれこれ
さて、エリア紹介に続いて、実際に私たちが「これはよかった!」と思えるバリのあれこれを4つご紹介します。
- ウブド:チャンプアン・リッジウォーク
- ローカル色の強い食堂(ワルン)
- スーパー/ドラッグストア
- デンパサールの市場いろいろ
<バリの良いところ>ウブド:チャンプアン・リッジウォーク
ウブドらしい自然を歩きながら楽しめるチャンプアン・リッジウォークはこの旅一番のお気に入りといってもいいかもしれません。リッジウォーク沿いにいくつかカフェが点在しているので田んぼを見ながらのカフェタイムも最高です!
ただ、朝早めに行くことをおすすめします。わたしたちは10時過ぎから歩き始めたんですが、日差しが強くかなり暑い日だったので途中からちょっとしんどかったです(苦笑)お水を多めに持って行きこまめに水分補給してくださいね。
▼バリ島で一番気に入ったチャンプアンリッジをじっくり解説▼
<バリの良いところ>ローカル色の強い食堂「ワルン」
観光客向けのお店が多いバリですが、もちろん地元民向けのローカル食堂(ワルン)も色々あります。 滞在中「美味しい!!!」と感動したお料理はいずれもワルンで食べたものでした。
ぱっと見ちょっと小汚いお店が多いので入りづらいかもしれませんが、 安くておいしくてバリらしいごはんを食べるならワルンが絶対おすすめ!カフェ風のお洒落ワルンもありますし、地元の人で賑わっているお店を見極めて、ぜひワルンごはんにチャレンジしてみてください。
▼以前の記事でワルンの魅力をたっぷり紹介しました▼
<バリの良いところ>スーパー/ドラッグストア
ほとんど買い物しなかったわたしたちですが、スーパーとドラッグストアは本当に楽しかった!バリは蚊が多いので虫除けや虫刺されの薬を買うのにも重宝しました。
小さい店舗はバリのあちこちにありますが、わたしたちのおすすめはDFSの中のスーパーとドラッグストア。規模が大きく、食品から雑貨までなんでも揃うのでお土産を調達するのにもぴったりです。 個人的おすすめはロールタイプのアロマオイルで、虫刺されや頭痛などいろんな症状に効きます。もっと買ってくればよかった~と思っています。
▼バリ島でのお買い物スポットはこちら!▼
<バリの良いところ>デンパサールの市場いろいろ
デンパサールの市場はバリでも貴重な地元らしさを味わえるスポット。わたしたちの一番のお気に入りは小さなワンガヤ市場。見落としてしまいそうなくらいささやかな市場ですが、 バリの生活に欠かせないお供え物用のお花やお菓子を扱っていてすごくワクワクしました。
いかにもバリらしいお土産を買うならクンバサリ市場!ウブドで大人気の丸いアタバッグもここなら15~20ドルほどで購入できます。(ウブドだと50ドル~80ドル前後)他のお土産もお手頃価格で買えるので、1日デンパサールでお買い物する日を設けてもいいかもしれません。
▼デンパサール地区でおすすめのマーケット3選はこちら!▼
へそ曲がり夫婦がバリ島を好きになれなかった5つの理由
ここまでバリ島の魅力をお伝えしてマりましたが・・・正直に言います。2度目のバリはわたしたちにはありません。
もちろん楽しい旅でしたし、行ってよかったとは思っています。 でもリピートしたいかどうかで言うとそれは「NO!」。その理由を大きく5つご紹介したいと思います。
- 街歩きがしにくい
- 外国人観光客に迎合しすぎ
- 外国人観光客のマナーが悪い
- 地元の雰囲気を感じにくかった
- ごはんが合わず胃を痛めた
<バリ島の悪いところ>街歩きがしにくい
一番の理由は、街歩きがしにくかったこと。わたしたちは地元の市場や小路を覗きながら街歩きをするのが大好きで、そのために旅に出てると言っても過言ではないんですが、バリではそんな街歩きがすごく難しかった。
有名観光地は車でなければ行けない所がほとんどだし、地元の市場に行くにしても歩いて行くのは一苦労。 東南アジアは総じて道路を渡りにくいものですが、コツを覚えれば問題ないんです。でもバリはそれが通用しない。何度も轢かれかけて怖い思いをしました。そのせいで外に出るのが億劫になってしまってすごく残念でした。
▼タクシー乗るのも知識が必要です▼
<バリ島の悪いところ>外国人観光客に迎合しすぎ
ウブドにしろビーチタウンにしろ、 外国人観光客(特に欧米人)に迎合した街づくりが成されていて、それがすごくつまらなく感じてしまいました。
観光客に配慮した説明や看板を用意することはどこの国に置いても大事だとは思います(程度はあれど…)。でもバリの場合は、欧米人が好きそうなカフェ、レストラン、バー、クラブ、スパ、お土産屋さんがあちこちに乱立している状態。バリらしさを残しているお店もあるにはありましたが、多くのお店は東京やアメリカ、ヨーロッパの大都市にありそうなお店ばかりになってしまっていました。
外国人観光客も安く飲んで遊べる!ことを一番の目的にバリに来ているような人が多かった…。まあこの問題はバリに限らず他の国でもある事ですが、バリはそれが特に顕著だったように思います。
<バリ島の悪いところ>外国人観光客のマナーが悪い
同様に、 目に余る振る舞いをする外国人観光客が多く嫌になりました。歩きタバコは当然、吸い殻をポイ捨てしたり、グループで通りを占拠したり。中には寺院で行われたケチャダンスを見ながら煙草を吸ったりビールを飲んだりする人まで…。挙句の果てに、下着みたいな恰好でうろつく人間の多い事。ビーチならさておき、ウブドのように信仰心の篤い場所であの恰好はないでしょうと呆れることもしばしばでした。
旅先でこそ、その国や土地の文化・信仰などを尊重したTPOが大事だと思っている身からすると信じられない観光客が沢山いたのは残念なポイントです。
<バリ島の悪いところ>地元の雰囲気を感じにくかった
訪れた町がどこも観光地寄りだったからかもしれませんが、地元らしさを感じにくい2週間でした。市場もいくつか訪れましたが、活気が少なかったり規模が小さかったり、観光客を見つけると案内料を取るために後ろをついて回る人間がいる市場など、大好きな市場でさえあまり楽しめませんでした。
ローカル食堂に入っても、観光客用のぼったくり価格の英語メニューを渡されてそのまま出てきたこともありました。もちろん素敵なお店や人にも出会いましたが、 今まで訪れた東南アジアの国々と比べると地元らしさという意味では弱かったです。タイやベトナムなどに比べて屋台が少なかったことも一因かもしれません。
<バリ島の悪いところ>ごはんが合わず胃を痛めた
これは完全に個人的な問題(笑) バリの食事は全体的に味が濃い目で、甘いものは甘く!辛いものは辛く!しょっぱいものはしょっぱく!というのがすごくはっきりしていました。どこのお店で食べても濃いめのお料理ばっかり。わたしたちはあまり濃い味の食事に慣れていないので、1週間で大分胃が疲れてしまいました。
2週間の滞在を終える頃にはかなり胃が痛んでいる感じがしました。日本に帰ってきてからもしばらく調子が悪かったのでちょっとトラウマ…
こんな方におすすめ!タイプ別、バリ島の正しい楽しみ方
わたしたちはあまり楽しめなかったバリですが、もちろんバリ自体を否定するわけではありません。何と言ってもわたしたちはへそ曲がり夫婦なので、バリを楽しめなかったのはそのせいも大きいと思っています。そこで、 わたしたちが実際に訪れた上で、こんな方にバリおすすめしたい!というのを考えてみました。
- 東南アジア初めて!らしさは味わいたいけど、清潔感も大事
- リゾート大好き!ホテルやビーチでのんびりしたい
- 限られた予算でちょっと贅沢な気分を味わいたい
東南アジア初めて!らしさは味わいたいけど、清潔感も大事
東南アジア初めて、はたまた海外旅行初めて、という方にバリ島はおすすめです。特に、ウブドやクタ、スミニャックなどバリ島でも屈指の人気の町は、 地元の人たちも観光客慣れしているので初めてでも問題なく観光できると思います。移動もタクシーがほとんどなので便利。宿泊先もお手頃な価格で清潔で素敵なホテルが揃っています。
東南アジア初めての方は特に食事の面が不安かと思いますが、バリには観光客向けの綺麗めなレストランやカフェが沢山あるので、バリらしいお料理を衛生的に楽しむ事ができます。こうしたお店はトイレも大体綺麗に整備されています。
ただ 観光客をターゲットにした詐欺やひったくりなども多いので、手荷物から目を離さない、日本語で親しげに話しかけてくる人に警戒するなど、十分に注意してくださいね。
リゾート大好き!ホテルやビーチでのんびりしたい
リゾートが好きな方にもバリはおすすめ。ビーチリゾートはもちろん、ウブド周辺には森の中のホテルや棚田に囲まれたリゾートホテルがあるので、お好みに合わせて選べます。
こうしたホテルは 食事やリラクゼーションを始め、場合によっては買い物までホテル内で完結しているので、観光よりもとにかくのんびりしたい、リラックスしたい!という方にはぴったりです。
限られた予算でちょっと贅沢な気分を味わいたい
バリの物価は年々上がっていると聞きますが、それでも 日本に比べたらお手頃価格でちょっとしたラグジュアリー気分が味わえます。限られた予算で贅沢気分を楽しみたい方にはバリはもってこい!
人気のヴィラタイプのリゾートからスパ体験、そしてお洒落なレストランでの食事、極めつけはショッピング。センスのよい雑貨屋さんや洋服屋さん、人気の自然派コスメなど沢山のお店が並んでいるのでカップルや女性同士の旅にもいいですね。
初めてのバリ島。楽しみ方は人それぞれ
わたしたちがバリを訪れる事はおそらくもうないと思いますが、それでも今回バリに行けて本当に良かった。日本では見られない素敵な景色に触れられたのは良い思い出です。ウブドのあちこちにある寺院はエキゾチックで格好良かったし、棚田やジャングルの美しさには心洗われました。舌鼓を打ったお料理もいくつもあったし、人懐っこいちびっこや優しい人たちにも出会いました。
今回訪れなければ「どんな所なんだろうなぁ」といつまでも思い続けていたと思うし、実際に訪れたことで自分たちには合わないと判断することが出来ました。 やっぱり自分の目で見て、実際に体験する以上のことはないな、と改めて感じることができたのも大きな収穫です。
バリに興味がある方は、この記事を話半分程度に参考にして、ぜひご自身でバリを体験してくださいね。あなたのバリ旅が楽しいものになりますように!