こんにちは!かさご(夫)です
そして明けましておめでとうございます!
昨年のオーストラリアに続き、2年連続南半球で迎える形となったお正月。
いま心の底から思うことは、日本のお正月がマジで一番。おいしいおせち食べて天皇杯決勝とか箱根駅伝とか見てウダウダする寝正月が恋しいです(笑)
さてさて、そんなこんなでニュージーランド生活ほやほやの僕ら。今日はいま僕らがニュージーランドでも利用している「Workaway」というシステムについてちょっとお話したいと思います。
日本ではまだまだ知名度の低い「Workaway」。まずはじめに、「Workaway」って何かを簡単に説明します。
「Workaway」とは一言で言うと、
『1日4~5時間くらい働いて、その代わりに宿泊の部屋と食事を提供してもらうシステム』です。
言い換えると、旅人がホストのために決められた時間働いて、そのかわりお部屋と食事はホストが持ちますよという、一種のサービス交換システム。世界ではそこそこ知られていますが、日本ではまだまだユーザーもすごく少ないです。
そして大まかに定義はしましたが、1日の労働時間や、食事の回数など、ホストによって内容はだいぶ異なるので、事前によく確認しておくことが重要です。今回は実際に僕らの経験談も踏まえてご紹介します!
「Workaway」の登録はシンプルで簡単!まずは「Workaway」のホームページ(
https://www.workaway.info/)にアクセスして、プランを選びます。
画面右上の「Registar」にカーソルを合わせ、「Sign up Workawayers」をクリック
登録料金は、1年単位。いわゆる年会費みたいな形です。
・シングル:34USD (約3,820円)
・カップル:44USD (約4,940円)
【2018年1月現在】
昔はもっと安かったんですが、年々値段もUPしています。
シングルプラン(左)か、カップルプラン(中央)かを選択し、「NEXT」をクリック。
こんな画面が出てきますので、名前や住所などを登録。そのあとのページで支払いを完了させたら、あっという間に「Workaway」への登録が完了します!
支払い画面が完了すると、早速自分のページをアレンジできるようになります。
最初に必ず登録するのは
・「Travelling to」:「Workaway」したい国を選択
・「Travel Dates」:「Workaway」したい期間を選択
・「Age」:年齢
・「Nationality」:国籍
・「Type of Help」:「Workaway」でできる仕事内容を選択
そしてここからがちょっとだけ大変。3つだけ英語の文章を書かなくてはなりません。
・「Description」:簡単な自己紹介文
・「What skills do you have?」:どんなスキルをもっているか。アピールゾーン
・「What else?」:他になにかあれば記入。「We hope to see you soon」とか書いておけばOK
完成するとこんな感じ。左上の枠には名前、右側の枠には写真が表示されます。
~ワンポイントアドバイス~
写真は、顔がはっきりと見えるものを登録しましょう!自分がホスト側だったら、顔のわからない人を泊めるのはなんとなく嫌ですよね。恥ずかしがらず、はっきり重視で写真を載せましょう!
プロフィールまで完成したら、早速ホストを探しましょう!
ホームページ右上の「HOST LIST」から検索画面に入ります。
左上から順に、地域・国・地域を選択。水色の枠に出てくるのが、現在の該当ホスト数です。この場合、ニュージーランドで857件のホストがあることがわかります。
「MORE SERCH OPTIONS 」から、もっと細かい条件を選ぶことができます。僕らは仕事の応募などにネットが不可欠だったので、「Internet access」の欄だけは必ずチェックしていました。
真ん中の「Availability」のタグをクリックすると、開始時期を指定することもできます。もう時期が決まっている場合は、あらかじめここで絞っておくとだいぶラクですよ!
また、さらに右の「Types of help」からは仕事内容を指定することもできますが、これ以外は絶対やりたくない!ってことじゃなければ、ここはそのまま放置でOKです。
検索でリストが出てきたら、楽しそうなホストをどんどんピックアップしていきましょう!
~ワンポイントアドバイス~
ホストがある程度絞れたら、「Host rating」や「Feedback」をよくチェックしましょう。この2つが充実しているホストなら安心ですが、何もないホストだと、思ってたのと違うということになりかねません。
気に入ったホストは、左の「in my host list」でどんどん登録!そして良さそうなところが決まったら、早速「Contact」ボタンから、ホストにどんどんメッセージを書いてみましょう!
~ワンポイントアドバイス~
正直なところ、ホストの返信率はそんなに高くありません。また、返事があっても必ず良いお返事とは限りません。1個ずつ順番に応募するのではなく、気に入ったのはまとめて一気に送って、返事を待つスタイルがおすすめです!
相手からメッセージがあったら、開始時期、待ち合わせ場所などを詳細に決めて、あとは合流するだけ。いざ「Workaway」のはじまりです!
今回ニュージーランドの田舎町で「Workaway」を利用している僕ら。かさご(夫)は初めての「Workaway」ですが、実はぽんかも(妻)にとっては3回目。
1回目はイタリア・トスカーナのオリーブ農園
(2012年10月末~11月中旬、約2週間)
オリーブ収穫のお仕事。働く時間は朝から夕方まで長かったですが、3食付でお部屋も快適。何よりここで食べた食事が今までの人生で一番美味しかったとぽんかも(妻)は豪語します。庭先で育てた野菜を、そのままシンプルに食べる。とっても素敵な滞在だったそうです。
2回目はトルコのカイセリという小さな町
(2012年11月末、約10日間)
ここでは「ベビーシッター」という名目で応募したのですが、いざふたを開けてみるとただの「ホームステイ」。家主の働く大学で知り合った女の子と一緒に大学でおしゃべりしたり、ローカルな生活は体験できたけど、何か思ってたのと違う感じでした。
(ちなみに、このホストはさきほどの「Host Rating」や「Feedback」がありませんでした。だからとっても大事!)
前回の記事でも載せましたが、家のすぐ近くはこんな景色。日本だったら国立公園レベルだねっていつも2人で話してます。
仕事内容は「ハウスキーピング」。一応「1日4~5時間」という応募内容でしたが、実際のところ、ほとんど働いていません(笑)オーナーの方はとても親切で、なおかつとてもテキトーで、僕らが働いていようが何していようが一切気にかけていないご様子。この間までは、ちょっと数日不在にすると言い残して、ウェリントンへ年末旅行へ行ってしまいました。
なので、たぶん平均すると「1日1時間」くらいしか働いていません。今日も洗濯をたたんで、新しい洗濯を干しただけ!その代わりに専用の小さなお家に泊まらせてもらい、夕飯を用意してもらっています(朝食、昼食は自分たちで用意)。
いまちょうどニュージーランドでの仕事に応募したり、新しい住居を探している期間なので、こうして滞在させてもらっていることは非常に助かっています。普通はバックパッカー宿とかに泊まるのが一般的だけど、2~3週間にしたら宿泊費はかなり嵩むし(NZ物価高いし)。しかも親切なことに車も貸してもらっているので、仕事の応募や部屋の内見もばっちりです◎
MEMO ~今まで2週間の仕事内容~
・庭の雑草抜き
・クラフトワーク(クリスマス向け)
・台所まわりの整理(食材や食器などをフキフキ)
・家の掃除(モップがけや掃除機がけ)
・洗濯物(なぜか洗濯物がやたら多い家族なのです)
・料理(クリスマスにちらし寿司をふるまいました)
・プールハウスのペンキ塗り
もとは汚い茶色だったプールハウス。DIYで一気に大変身しました!
というわけで、とにかくゆる~~い家族のもとに滞在している僕らですが、ホストによって環境はさまざまだと思います。ただ、どんな仕事にしても、宿泊費と食事が無料になるというのは、旅人にはなんともうれしいシステム!
ちなみに今回の「Workaway」では、ほぼほぼ出費がありません。朝と昼も一応食材はくれるし、それ以外で自分たちが食べたいものをスーパーで買っているくらい。ぽんかものイタリア・トルコの時も、お菓子やお土産とかだけだったので、本当に2~3週間いても数百円~数千円レベルです。
今回僕らは、ニュージーランドでの初期生活(仕事や住居が決まるまで)にということで利用しましたが、長期で旅をしている方や、物価のすごく高い国などに滞在する方は、「Workaway」はぜったい便利!
ぜひぜひ皆さんも、「Workaway」をフル活用して、どんどん世界に旅してください!
※最後に、国によってはビザなどを必要とする国もあり、「Workaway」のサイトで表示されることがあります。ビザの条件などは必ず個人で十分に確認してくださいね。
ニンジンをムシャムシャする可愛いポニーと、それを漁りに来た黒いブタ。飼っている動物も規格外