こんにちは!かさご(夫)です
突然ですが、 僕はスマホを持っていません。携帯電話すら持っていません。
誰でもスマホを持っているこの時代において、どうして僕が「スマホを持たない」という選択肢を選んだのか?この記事では、スマホを持たないことのメリットなどを交えながら、スマホのない暮らしについて詳しく綴ります。
「スマホを持つのちょっと疲れた」と感じたことがある方は、解決方法もご提案しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- スマホを持たない僕とガラケーの歴史
- ガラケー派の僕が、禁断のスマホデビュー
- 「ガラケー」好きが感じる「スマホ時代」の脅威
- 28歳の僕は、なぜスマホを持たないのか?2つの大きな理由
- 28歳の僕は、なぜLINEをやらないのか?
- 完全に携帯を持たない暮らしのメリット・デメリット
- 「脱スマホ」の暮らし、目指してみませんか?
スマホを持たない僕とガラケーの歴史
今でこそ携帯電話を持っていない僕ですが、ずっと携帯電話を持っていないわけではありません。初めて携帯電話を持ったのは、確か高校1年生のとき(2004年)。周囲の友達はみんな中2くらいから持っていたので、 周りに比べると少し遅めの携帯デビューでした。
みんながガラケーだった時代
当時の携帯は、もちろんガラケー。スマホなんて便利なものはまだありません。用途は友達とのメールとか、写メとか(なつかしい)、ちょっとしたゲームとか。この頃はたぶん使用頻度は平均的で、それなりに使っていたと思います。
iPhoneが世に出回りだした時代
大学に入ってすぐくらい(2008年くらい)で、ちょうどiPhoneが世間に出回るようになり、周囲にもiPhone所持者がチラチラと現れるようになりました。
それでも僕はもちろんガラケー。この頃から携帯は友達との電話、時々メールくらいになり、使用頻度はだいぶ減ります。
iPhoneが急速にシェアを伸ばしていった時代
そしてこのあと一度携帯を解約し、海外留学へ。日本に帰ってきた2012年には、完全にスマホが主流となっていました!
しかし、 帰国して携帯ショップに足を運んだ僕は、ここでも迷わずガラケーを購入。当時から、電話とメールさえできれば携帯は十分と思っていました。
周囲から「なんでまだガラケーなの?」と理由を問われる
大学を卒業後は、東京の一般企業へ就職しました。この頃にはすっかりガラケーは珍しいものとなり、 周囲から「なんでまだガラケーなの?」と聞かれるようになります。会社の同期でもガラケーを持っているのは60人中1人だけでした。
ガラケー派の僕が、禁断のスマホデビュー
会社に入ってからは、すっかり「ガラケーキャラ」として定着した僕。そんな僕も 思わぬ形でスマホデビューすることとなってしまいました。それは2014年のこと。会社から渡された 社用携帯がなんとiPhoneだったのです。
思わぬ形で持ってしまったスマホ。使いこなす気は元からあまりなかったのですが、常にネットにつながる「便利さ」もちょっとはここで感じることができました。
「ガラケー」好きが感じる「スマホ時代」の脅威
しかし 便利さ以上に感じたのが、「常に繋がっていることへの恐怖」でした。
ボタン一つですぐにインターネットに繋がることは、中毒性がかなり高いし、電車を見渡してもみんなスマホばっか見ています。自分の社用携帯も電話はしょっちゅうで、休日にもお構いなしに電話は鳴り続けました。 この頃から、「繋がらない権利」を究極に求めるようになりました。
ちなみにこの頃も私用の携帯はもちろんガラケー。用途は「これから家に帰る」というぽんかも(妻)への電話が9割でした。 この頃から「もう携帯も持たなくていいかな」と徐々に意識し始めます。
28歳の僕は、なぜスマホを持たないのか?2つの大きな理由
では、 なぜそこまでスマホを持たないことに固執しているのか?みなさんの疑問はここだと思いますので、理由を大きく分けて2つ挙げたいと思います。
- 常に繋がっていることへの恐怖
- 一緒にいる人との時間を大事にしたい
<スマホを持たない理由1>常に繋がっていることへの恐怖
インターネットにすぐアクセスできることは便利なことかもしれませんが、それって本当に今すぐ調べなきゃいけないことでしょうか?おそらく 電車に乗ったからと惰性でスマホをいじっている人が9割だと思います。
僕の場合、そんなすぐに調べなきゃいけないことなんてないし、もしあればガラケーからネットにつないでいました。それでダメなら鞄からパソコンとWiFiをゴソゴソと取り出して、その場で調べることができます。これで十分です。
<スマホを持たない理由2>一緒にいる人との時間を大事にしたい
カフェやレストランとかで、同じ席に座っているのにお互いスマホをいじっている友達・カップル・夫婦とかもよく見かけます。 お互いスマホタイムなんでしょうが、「え、何しにきたの?」というのが正直な意見です。
終始スマホをいじって、ちょっと時間がたったら「そろそろ行く?」とか言う人たち。もうここまでくると一緒にいる必要ってないですよね?
28歳の僕は、なぜLINEをやらないのか?
そんな僕は、 もちろんLINEもやっていません。「LINEやってないでどうやって友だちと連絡取るの?」と聞かれますが、「メールとかFacebookとかで」。それだけです。当たり前ですが媒体なんていくらでもあります。必要なら手紙だって出します。
「LINEやってないと友達減らない?」なんて質問を受けたこともありますが、正直LINEをやっていないからという理由で縁を切るような友達なら、それはもう友達ではありません。 仲の良い友達とは今だって連絡を取り合っているし、そんな仲良くない友達や仕事関係の人とLINEで常に繋がっていなきゃいけないことの方が、僕にとってはよっぽど不便です。
よく成田とかで帰国したばかりの人たちがスマホいじって、「やばい、LINE何百件もたまってる」とか言いながら、帰りの電車で友達同士ひたすらLINEをしている光景を見かけます(僕らはこれを勝手に「成田LINE族」と呼んでいます笑)。
これは正直かなり異様な光景だと思います。そんなに繋がってなきゃだめですか?というかさっきまで一緒に旅行していた友達と一言もしゃべってないけど?
中には海外に行ってまでひたすらLINEばっかしているLINE中毒者を見ることもありますが、ここまでくると本当に気の毒に思えます。海外の文化とか雰囲気に触れに来たんじゃないの?って。
完全に携帯を持たない暮らしのメリット・デメリット
脱サラの際にスマホを会社に返却し、それからは私用のガラケーだけを持っていた僕。かつて妻との連絡に使っていた電話も、この頃から一緒にいる時間がほとんどになったので、 もう携帯自体を使わなくなりました。この頃になると、月々の電話代はほぼ基本料金の2000円台。
そして2016年の6月、このブログでもお伝えしてきた「中南米ぶらり旅」の際に、自身のガラケーを解約していきました。 2017年の1月に帰国してからは、携帯を持たない暮らしを実践しています。
スマホを持たないことの「デメリット」ってなに?
携帯がないことによって、不便だなーと感じたことは、今のところほぼありません。強いてあげるとすれば、電話番号が必須項目のサイトとかで、自宅の番号をいれなきゃいけないことくらいでしょう。先ほども触れましたが、家族や親しい友人との連絡は、メールとかFacebookで十分にとれます。
最近はライブのチケットで電子チケットを導入するアーティストも増えましたが、タブレットとかで代用できますし、QRコードさえしっかり表示できれば基本的に問題ありません。
スマホを持たないことの「メリット」:圧倒的開放感!
そんなちょっとした不便よりも、 「繋がっていない自由」を享受することのほうが圧倒的に多いです。繋がることから解放されると、自分の時間をしっかりと持つことができます。スマホがない分、ほかに街の風景とかいろんなものを眺めるので、なんというか「自分の感覚のもとに生きている」感が強いです。
そんな感じで、 スマホに生活を支配されることなく、「自分を生きる」ことができるのが、携帯を持たない暮らしをしてわかった、携帯を持たないメリットです!海外では最近「つながらない権利」というのが注目されていますが、まさにそれの究極版が「携帯を持たない」ということかもしれません。
「脱スマホ」の暮らし、目指してみませんか?
時代とは完全に逆行している暮らしなので、 ちょっと勇気の要ることかもしれませんが持たないことの自由や爽快感は格別です。思い切って断捨離するごとく携帯電話を持たない暮らしを始めてみるというのも、結構すてきですよ!
いきなりはさすがに・・・という方も、スマホの使用GBを自分なりに制限してみたり、携帯に触れない日を作ってみたり、工夫のしようはたくさんあります! ちょっとずつ携帯離れをして、最終的に「脱スマホ」を目指していくというのもありでしょう。
便利すぎるがゆえに、たくさんのものを犠牲にするこのご時世。自分にとって何が本当に大事なのかを考えることが求められる時代でもあります。スマホとの付き合い方に悩んでいる方は、こんな暮らしもよかったら参考にしてみてくださいね!
今日もへそ曲がりは我が道を行く!
@マチュピチュへと続く「スタンド・バイ・ミー」ロード
スマホを持たないと暮らしが一気に身軽になるよ!
【※追記※】
2020年9月16日(水)に『報道リアリティーショーAbema Prime #アベプラ』に出演することになりました。スマホのない暮らしやスマホに対する考えなどをお話しさせていただきますので、気になる方はぜひ下記リンクをチェックしてみてください!
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