【中四国ぶらり旅2017】今の常識は自分で作れ ~都会育ちの僕が田舎で暮らして気づいたこと~〈8~12日目ハイライト〉

こんばんは!かさご(夫)です

 

岡山県での田舎古民家暮らしも、早くも5日が経ちました。とにかく自然が素晴らしくて都会育ちの僕にはかなりグッとくる環境なのですが、同時にちょっとだけ苦労していることもあったり・・・

 

今日は都会で27年間過ごした僕が岡山の田舎に来て感じた、ちょっと深いー話を!

 

そしてこれは以前お届けしていた【中四国ぶらり旅2017】の8~12日目にもあたります。先に終わりを発表してからさかのぼっていくという、まさかのSTAR WARS形式でお届けです!笑

 

 

 

「俺が若かったころは~」ダメ上司の定番フレーズ

 

以前Twitterでも呟きましたが、(Twitterのフォローも歓迎です!)

 

会社の上司って、だいたい自分が若かった頃の常識を、今の若手に強要しますよね?「俺が若かった頃は~」だとか言って、今の若手は根性がないとかなんとか。

 

これね、すごく不自然だと思うんです。だって上司の連中が若かったのは1980年代とか。いまいったい何年ですか?2017年だよ!って心の中で叫びたくなっちゃいますよね?

 

それを若手に強要してるってことは40年間その会社は何も変わってないってこと。完全に時代からは置いてけぼりのタイムスリップ空間になっちゃうんです。そんなことを会社の上層部が口にしてたら、若手として不安になりますよね?僕もサラリーマン時代はこうした恐怖に似た不安を感じていたのを今でも覚えています。

 

 

田舎に移住する困難 ~古い価値観との付き合い方~

 

で、これって実は田舎社会にもかなり同じことが起きているんです。

 

僕らは【中四国ぶらり旅2017】の8~12日目までの5日間、そして【中四国ぶらり旅2017】を終えてからの現在と、それぞれ違う場所で体験田舎住まいをしています。そしていろんな人と出会い、地元の方とお話しする機会も多いのですが、やはり古い価値観を押し付ける人は多いなーというのが正直な感想です。もちろん年配の方の比率が圧倒的に高いですからね。

 

これは田舎に限った話じゃなくて、都会でも年配の方ってそうなんだと思います。でも都会だと会社以外に年上の人たちと交わる機会ってあんまりないですよね?あってもご近所さんとか親戚とか。でも田舎だといわゆる過疎化で中年層がゴソッといなかったりするので、年上の方たちと《生活レベル》で付き合っていかなければならない。これが田舎の一つの特徴です。

 

年上の方と交流したくない!って言っているわけでは全くなくて、楽しい事だってたくさんあったし、助けられることだってこれからもあるでしょう。都会にはなかなかいないような素敵な方たちだってたくさんいます。みんな暑い中バリバリ農作業してたり、びっくりするくらい元気だし。

 

でもどうしても古い価値観が多数派になってくるコミュニティ。しっかり自分の頭で考える」ことが都会と同じくらい、もしかしたら都会以上に重要になってくるのかもしれません。

 

 

田舎は「自分の頭で考える」ことが超重要!  ~田舎への移住を検討している全ての方へ~

 

ちょっと話は変わりますが、日本の教育って先生は絶対ですよね?先生の言うことは聞かなければいけないし、先生の言うことをよく聞いて、教わったとおりに答えを出していくことが評価される。言うなれば「サラリーマンを作るための教育」が日本の教育だと思います。

 

教育論を語ると長くなっちゃうので今日は割愛しますが、こうして「自分の頭で考える」ことを知らず、先生の言うことをよく聞くスタンスでいると、田舎では見事に40~50年前くらいにタイムスリップしてしまいます。年配の方々の古い価値観を何も考えずにそうかぁと受け入れていけば、そりゃあ当たり前ですよね。

 

そうすると今を生きているつもりでも、結局40年近くも前のスタイルで生きてしまっている。次第に現実と思考の間に摩擦が生まれてきて、最終的にドカーンとなるのが必然でしょう

 

田舎では「自分の頭で考える」ことをしないと、悪い意味でタイムスリップする危険性が極めて高い。これは実際に田舎暮らしを体験してみたわかったことでもあり、田舎に移住を検討しているすべての方に知ってもらいたい重要ポイントでもあります。

 

都会でも「自分の頭で考える」ことをしないとメディアや流行に振り回されるだけなんで、いずれにしろ「自分の頭で考える」ことは必須なんですね。

 

 

自分軸を持って田舎に溶け込もう!

 

ということで、田舎において「自分の頭で考える」ことがいかに重要かを考えてみました。

 

誤解のないように言うと、年配の方の言うことは聞くな!と言っているわけではありません。ためになる話だってたくさんあるし、勉強になる話だってたくさん!そういういろんな話を自分はどう感じるのか、それを自分にもあてはまるべきなのか、そういうことをしっかり考えていこうということです。何度も言いますが、いまは2017年なんですから。

 

年配との交流も《生活レベル》で必須となってくる田舎。たくさんの素敵な方たちと交わりながらも、「自分の頭で考える」ことを忘れずに溶け込んでいく。これが都会から田舎へ移住を考えている全ての方へ目指してほしいことだし、もちろん僕らも目指さなければいけないことです。

 

ということで、勝手にシリーズにもなった

『都会育ちの僕が田舎で~』シリーズ 第2弾 

今日はそんなちょっと深いー話をお届けしました!

 

※あ、ちなみに都会って言っても埼玉県の育ちです。埼玉は田舎だろというクレームは一切お断りしております。

 

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夜になると家に遊びにやってくるヤモリ。これも田舎ならではの光景