こんにちは!かさご(夫)です!
リオオリンピック、サッカーブラジル代表も順調に勝ち上がってきました。
コロンビア戦では試合途中に乱闘も!さすが南米サッカー。熱いです
さて、突然ですが、「飛行機を発明した人は?」と聞かれたら、皆さんは誰を思い浮かべるでしょうか?
おそらく皆さん、ライト兄弟ですよね?
日本の教育では、アメリカ出身のライト兄弟が飛行機を発明したと教えられています。
しかーーし!
ここブラジルでは、飛行機を発明したのはライト兄弟ではありません!
飛行機を発明したのはブラジル人!リオデジャネイロ州出身のサントスドゥモンという人こそが、飛行機の発明者だと考えられているのです。
リオオリンピックの開幕式をご覧になった方は、このシーンを覚えていますか?
<出典:Carnavalesco>
マラカナンの会場全体が滑走路になって、空に飛び立った1台の飛行機
そこに乗っていた彼こそが、飛行機の発明者、サントスドゥモンです。
(もちろんサントスドゥモンは既に亡くなっていて、この人はサントスドゥモンの格好を真似たそっくりさんです)
ではなぜ、ブラジルではサントスドゥモンが飛行機の発明者とされているか。
その理由は簡単に言うとこんな感じ。
確かに先に空を飛んだのはアメリカのライト兄弟。
でもライト兄弟は、飛行機が加速する為に、出発時にねじのような装置を使ったんです。わかりやすく言うと、輪ゴムを引っ張って、飛行機を加速させたようなイメージ
それに対してサントスドゥモンの飛行機は、何の装置も使わず、飛行機自らのエンジンで加速し、現在の飛行機のように飛行機のみの力で空を飛んだんです!
だから、飛行機の発明者はサントスドゥモンである!!!
さて、皆さんならどっちが飛行機の発明者だと思いますか?
ちなみに飛行機の発明者はサントスドゥモンンだと教育されている国が、ブラジルのほかにもう一つ。それがフランスです。
なぜかと言うと、サントスドゥモンが離陸に成功したのがフランスのパリで、目の前で飛行機が確かに飛ぶのを見たから。
ライト兄弟の情報は後に入ってきたとは言え、目の前で飛んだ立派なサントスドゥモンの飛行機に圧倒されたフランス人は、ブラジル人と同様の見解を持っています。よかったら、周りのフランス人に聞いてみてください。「飛行機を発明したのは誰?」ってね。
そんなサントスドゥモンは、リオの空港の名前としても知られています。
主に国内線の空港として使われる空港なのですが、なんといってもその景観が絶景!なぜならリオの中心地の海に浮かぶ空港だから、離陸&着陸時にリオのすてきな景観を飛行機から眺めることができるのです!
かの有名なリオのキリスト像や、観光名所のパン・ジ・アスーカルも目の前!なかなか本数が少ないので難しいですが、よかったらぜひサントスドゥモン空港発着の飛行機を探してみてくださいね!
そんなサントスドゥモンに着陸するときのイメージ
中央ビル群の一番海寄りにあるのが、サントスドゥモン空港
右にある高い山が、かの有名なキリスト像があるコルコバードの丘
左に見える山は、観光名所として有名なパン・ジ・アスーカル
ちょっとわかりにくくてごめんなさい笑。
でも絶景は離着陸直前で写真には収められないので、
ぜひご自身の目に焼き付けてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!